4月20日の苫小牧大会を振り返って、キーワードを思い浮かべた
①肘の怪我
②新フォーム
③ベンチプレス換算表
④背中と脚の強化
⑤サプリメント
⑥休養・休息
⑦止めの練習=プレスありの実践練習
⑧体重管理
⑨体調管理(睡眠時間)
⑩家族・仲間
①肘の怪我
平成18年7月の網走大会で左肘靱帯を損傷
一ヶ月間動かず
それでも11月のジャパンオープンベンチに参戦
自己記録127.5を挙げた後、冬期の三ヶ月間リハビリを続ける
かなり回復したところで、今度は右靱帯を損傷
膝用のパットを巻き練習
しかし、ついに損傷の原因を解明
腕の角度が肘に過大な負担をかけていたことが判った
②新フォーム
肘の負担を減らすフォームは大胸筋の関与が増すフォームでもあった
当初は慣れないフォームで筋肉ダメージも大きく回復まで時間を要したが
それもすぐエブリベンチが出来るまで順応し、自己記録更新が始まる
③ベンチプレス換算表
自己記録更新の原動力(モチベーション)に大きく寄与したのが
このベンチプレス換算表だった
クリアするたびマスをマーカーで塗りつぶすことで達成感が得られ
いつでも見られるように手帳に貼付けてあるので
それを見ては「次はここをクリアしよう^^」などとベンチの楽しみも倍化
また、一発挙げの目安にもなり一挙両得
④背中と脚の強化
目標クリアには胸の筋肉だけでは難しい
特に筋肉に恵まれていない私の場合は
他の筋肉の力を如何に動員させるかが鍵だった
背中はワンハンドベントローのみだったのを
k師匠の薦めでラットプルダウンとマシーンローイングを取り入れた
おかげで受けが安定して正確に下ろせるようになったと思う
脚のパワーを挙げる時に連動する練習もしてみた
しかし、上手く伝えるには、まだまだ課題が残る
⑤サプリメント
今回はプロテインもクレアチンも摂った
シャークパウダー、グルコサミン、コンドロイチンは関節保護のため
マカ、BCAAは疲労回復のため摂った
BCAAは小分けに何度も摂った方が効くようだ
グルタミンもカタボリックを防ぐ作用があるとのことなので
大会の1ヶ月前から摂った
⑥休養・休息
「月火 木金 日」が基本ルーチンだったが
肘の怪我と新フォームで疲れがあったので
計画的かつ積極的にオフを入れた
肘の痛みの緩和と回復に役立ったことはもとより
長い競技生活を続けるためにもオフは上手に取ることの重要性を認識
今後は短期だけではなく長期的な計画の中にもオフを組み込んでいきたい
⑦止めの練習=プレスありの実践練習
「大会は止めてなんぼの世界」
スタートまで止めて、 プレスまで止めて、 ラックまで止める
今までの大会では、ほとんど止めの練習無しで練習重量のマイナス5㌔~10㌔の
試技重量を申請していた
練習時に実践練習を積んでいると、おおよその予想が立てられる
また、止め練習をすることで止めるための筋肉も鍛えられる
そして何よりも練習で完璧に挙げておくことで自信を持って試合に臨めた
北見のジムで自信は揺らいだが、大会時には普段の練習重量の感覚を基準に
第二試技の重量を決定できた
ベテラン選手からすれば、止め練習は当り前なことなのだろうが
今回試みて、初めてその大切さを肌で感じた
⑧体重管理
毎朝、毎晩計ることで健康維持にも役に立つ
暴飲暴食の抑制にもつながり今後も続けたい
⑨体調管理(睡眠時間)
寝ないより寝ることに越したことはない
時間を上手く使い睡眠時間の確保に努め
疲労回復などに活用する
⑩家族・仲間
ベンチ・パワーは基本的には個人競技になるが
家族や仲間の協力なしには何一つできない
これからも家族を大切にし、仲間と共に「最強」の二文字を目指したい
中年ベンチ王に おれはなる!